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ASCII.jp シスコ、スモールビジネス向け製品の本気度を探る

2011年、ネットワーク機器最大手のシスコが100名以下のスモールビジネス市場に本格参入する。まずはスイッチ、ルーター、無線LAN AP、NASなどを投入し、順次、その裾野を拡げていくという。

スモールビジネスのユーザーのためにイチから開発した新製品群

シスコといえば、大企業や通信事業者向けの製品というイメージが強い。信頼性や機能、そしてなにより実績はピカイチだが、価格がやや高く、設定や運用も初心者にはちょっと敷居が高い面があった。シスコでスモールビジネスのマーケティングを担当している前川 充氏は「私たちも、Catalyst 2960 やCisco 800などエンタープライズ向けのローエンド製品をスモールビジネス製品として販売してきた経緯がありますが、多少なりとも顧客ニーズにマッチしていない部分があったのも事実です」と認める。

シスコシステムズ合同会社 パートナーマーケティング スモール ビジネス マーケティング マネージャ 前川 充氏

ASCII.jp シスコ、スモールビジネス向け製品の本気度を探る

100人以下のスモールビジネス分野の企業では、管理者が不在であるがゆえに、戦略的なITプランがなく、製品選びも価格とスピード重視になりがちだ。しかし、低価格な個人向け製品を場当たり的に導入した結果、性能や機能の面で不満を抱えることになるだけでなく、データ損失や機器の障害、情報漏えいなど実害を被ってしまうこともある。一方、販売パートナーにとってもコモディティ化した製品の販売は利益につながりにくく、同業者との差別化が難しいという課題があった。こうした課題に対して、真っ向から取り組んだのが、シスコのスモールビジネス向け製品だ。

今回、「シスコ スモール ビジネス」ブランドを冠したスモールビジネス向け製品として投入されるのは、スイッチ、NAS、無線LAN AP、ルーターの4製品。このうちスイッチはアンマネージド、スマート、マネージドの3種類が用意されている。機能面ではエンタープライズ製品ほどリッチではないが、「5ポートから52ポートまで幅広いラインナップを用意しているほか、音声やビデオを最適化するQoSやIPv6対応なども提供しています」(プロダクトマネージメント 平野晃章氏)とのことで、個人向け製品のようなチープさは一切ない。そのほか、シングルバンドの高機能無線LAN APや2/4/6ベイの3モデルを用意したデスクトップ型NAS、ギガビットに対応するブロードバンドルーターなども用意しており、シスコ製品のみでスモールビジネスのITインフラを完全に構築することが可能だ。

シスコシステムズ合同会社 プロダクトマネージメント 平野晃章氏

製品に関して、前川氏は「既存製品の改良ではなく、スモールビジネス向けにチップレベルから開発した製品です。必要十分な機能や性能をきちんと載せていますし、数年にわたって投資効果を生み出し続けるアーキテクチャに基づいています」と語る。

シスコ スモール ビジネス サポート センター(SBSC)電話:0120-916-326(03-6908-7148)電子メール:sbsc-japan-enduser@cisco.com受付時間:平日 9〜18 時(シスコ指定休日を除く)URL:http://www.cisco.com/jp/go/sb/

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