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「ボスが来た」的にも使えるWindows 11の仮想デスクトップ

まじめな使い方:同時進行のタスクを仮想デスクトップで整理する

 仮想デスクトップは、Windows 10の時代でも利用可能だった機能だ。複数のデスクトップを利用する方法としては、ディスプレイを複数台用意するマルチディスプレイの方が一般的だが、仮想デスクトップでは、文字通り、こうした複数のデスクトップの使い分けを1台のディスプレイで仮想的に実現できる。

 具体的に仕事のシーンでの活用例を考えてみよう。

 テレワークの普及もあって、自宅のPCで複数のタスクを平行して処理しなければならない人も少なくないだろう。例えば、1日のタスクとして、「プレゼン資料作成」「経費精算」「Web会議(複数)」があったとしよう。

 この場合、朝、PCを起動したら、まず通常のデスクトップにPDFの資料やExcelを広げた「プレゼン資料作成用」のデスクトップを用意する。

デスクトップ1を作成最初の仕事用のデスクトップを用意する

「ボスが来た」的にも使えるWindows 11の仮想デスクトップ

 続いて、タスクバーの「タスクビュー」アイコンから「新しいデスクトップ」をクリックして新しいデスクトップを作成し、デスクトップ2でExcel、およびブラウザを起動してクラウドの経費精算アプリに接続する。

デスクトップ2を作成タスクビューから新しいデスクトップを追加経費精算用のデスクトップとして使う

 最後に、同じ方法でさらに新しいデスクトップを作成し、Zoomなり、Teamsなりを起動しておく。

デスクトップ3を作成さらに新しいデスクトップを追加Web会議用として準備する

 これで、以下のようにデスクトップごとにタスクを整理できるようになる。

 こうした準備をしておけば、デスクトップ1で資料を作りつつ、会議の時間になったらデスクトップ3に切り替え、時間が空いたらデスクトップ2で経費精算をするといったように、作業を平行して実行できる。

 さらに、Windows 11では、それぞれの仮想デスクトップの壁紙を変更できるようになったので、デスクトップごとに壁紙を変えたり、名前を付けたりしておくことで、作業環境の切り分けがより明確になる。

デスクトップに名前を付けるデスクトップに名前を付けたり、壁紙を変えたりできる

 仕事が終わったら、開いていたアプリを閉じ、仮想デスクトップを削除すればいい。タスクを消し込むように、仮想デスクトップを削除することで、やらなければならない仕事を片付けていくことができる。

 タスクビュー画面で仮想デスクトップをドラッグすることで位置を変更することもできるので、優先順位で仮想デスクトップを並べて、仕事を順番に片付けていくという使い方もできる。

デスクトップの入れ替えデスクトップをドラッグして順番を入れ替えることもできる

 つまり、仮想デスクトップを利用することで次の3つのメリットがあることになる。

  1. 作業環境を分けられる
  2. 作業を平行して処理しやすくなる
  3. タスク管理的に活用できる