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ファーウェイのスマートホーム規格も ~IoT家電が目白押し「CES Asia 2019」レポート

オープニングのキーノートには、ファーウェイのShao Yang氏(Huawei Consumer Business Group Chief Strategy Officer)が登壇。スマートフォンの歴史とスマートフォンへの取り組みについて語った。

オープニングのキーノートに登壇したファーウェイのShao Yang氏。現在のファーウェイを取り巻く政治状況についてはコメントせず

「1999年、マイクロソフトがビーナス計画を発表しました。この計画は『すべての家電はIoT化され、繋がる』というものでした。しかし、それから20年、スマートホームはまだ概念にとどまっているのが現状です。

世の中には、テレビやロボット掃除機、照明、空気清浄機など数十のブランドの家電があります。そのIoT化としてよく見られるのは、メーカーごとに専用アプリがあり、そのメーカーのデバイスだけが操作できるというものです。そうなると、家の中に20ブランドの家電があれば、20ブランドのアプリを入れてコントロールしなければなりません。しかし不可能です」(Shao Yang氏)。

ファーウェイでは2015年12月にスマートホームのための規格「HUAWEI HiLink」を提案、推奨している。それから3年半が経過した2019年、これをさらにバージョンアップさせるという。

ファーウェイのスマートホーム規格も ~IoT家電が目白押し「CES Asia 2019」レポート

「ファーウェイは、家電のIoT化に対していくつかのことを行なうつもりです。まずは、たくさんのIoT家電を消費者にお届けできるよう、販売のリソースを統合します。また、『HUAWEI HiLink』の普及促進や、スマート家電の開発にも協力していきます。

この取り組みで1番特徴的なのは、ファーウェイは家電を作らないということです。その代わり、システムを構築します。また、必須ではありませんが、IoT機能のためのチップを提供する用意もあります。

そして新しい『HUAWEI HiLink』では、3つのことを実現します。まずは家電のネット接続を簡単にします。携帯端末をスマート家電に近づければ接続できるようになるのです。これで、接続で悩むことはなくなります。

また現在、スマート家電はスマートフォンからコントロールするように設計されていますが、機器同士の連携も大切です。ですから例えば、扇風機はテレビや冷蔵庫からもコントロールできるようにします。

またインタラクティブな操作も可能になります。例えば、ドアのカギを開けると玄関の照明が自動的に点いたり、ベッドルームのカギを開くとエアコンが作動します。またウェアラブル機器を着けて寝ると、心拍数から寝たことを認識してエアコンの温度を高くする、といった連携を実現します」(Shao Yang氏)。

HUAWEI HiLinkに対応するメーカーの一覧。東芝の家電部門を傘下に持つマイディアグループ(美的集団)に加え、パナソニックの名前も並ぶ

ファーウェイでは国内外の大手家電メーカーと協議し、異なるメーカー間でもこれらの機器が動作するように提案しているという。さらに深センに800m2の開発拠点を用意。スマート家電の開発には、ソフトウエアだけでなくハードウェアも大切だが、家電メーカーはその拠点へ製品を持ち込むだけで測定、検証できるという。さらにメーカーや設備をまたいだ連携テストも可能だ。そうして開発された『HUAWEI HiLink』対応のスマート家電はファーウェイの店舗でも販売できる仕組みだという。

会場に入ってすぐの位置にブースを出展するファーウェイ。やはり人気は、スマートフォンファーウェイのスマートフォンの歴史。ファーウェイのWi-Fiルーターとスマートスピーカー。インフラになりつつあるイメージだ