You are using an outdated browser. For a faster, safer browsing experience, upgrade for free today.

「+メッセージ」最速レビュー、LINEとの違いは?

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社は、5月9日に携帯電話番号でメッセージを交わせるサービス「+メッセージ」を開始しました。いわばSMSの進化版である+メッセージですが、スタンプや既読表示、グループメッセージといったLINEと同様の機能がサポートされていることもあり、「LINE対抗ではないか」との指摘もあります。

とはいえ、メッセージサービスとしてインフラ化したといわれるLINEと比べて使い勝手はどうなのか、ユーザーとしては気になるところ。そこで、LINEと比較して、基本的な機能をチェックしました。

なお2018年5月10日の本稿執筆時点で、iOS版はリリース待ち。検証はAndroid 4.4以降のスマートフォンで行いました。また、5月11日現在、ソフトバンクは+メッセージのアプリ配信を一時的に停止しています。ソフトバンクは、「なるべく早く再開できるよう対処する」としていますが、配信再開の時期は未定。

電話番号かQRコードでつながる

2018年4月以前に購入した端末で+メッセージを使うには、アプリをダウンロードする必要があります。NTTドコモはドコモホームページ、auはau Market、ソフトバンクはGoogle Playで、SMSをバージョンアップします。iOS版は準備ができ次第、App Storeで提供予定です。なお2018年5月以降に発売される端末にはプリインストールされるため、改めてダウンロードする必要はありません。

+メッセージは電話番号でつながります。スマホのアドレス帳に登録している連絡先が読み込まれ、相手も+メッセージをインストールしていれば、メッセージのやりとり可能。新規の宛先は、連絡先(アドレス帳)の手入力、QRコードでの読み取り、他の人による連絡先の共有でつながれます。

テキスト、画像、動画、スタンプなどを送信できる

+メッセージで送信できる文字数は全角2,730文字まで。LINEは1万字といわれていますが、通常の利用なら2,730文字で十分ですね。写真・動画は最大100MBまで送れます。

「+メッセージ」最速レビュー、LINEとの違いは?

さらに、スタンプ、音声データ、位置情報、連絡先、スケッチ、ファイルの送信が可能。ファイルの送信は、スマホ本体に保存しているものだけでなく、Googleドライブなどのクラウドサービスからも指定できます。テキストや写真の送信はLINEとほぼ同じ手順なので、LINEユーザーなら戸惑うことはないでしょう。

グループ参加は拒否れない

メッセージは1対1だけではなく、グループで同時にやりとりできます。グループの最大人数は100人まで。グループに呼ばれた場合、LINEのように「参加」「拒否」を選べず、自動的に参加することになります。

送信したメッセージは削除できますが、あくまで自分の端末で消えるだけ。送られた側にはメッセージが残ります。

メッセージの履歴はクラウドサービスやメールで保存可能。機種変更の際は、「設定」の「メッセージ」にある「バックアップ・復元」からSDカード、もしくはクラウド上に保存し、移行することになります。

無料スタンプは500種類

スタンプは2018年5月11日現在、無料で500点用意されています。すでにインストールされている4種類以外は、スタンプストアからダウンロードします。絵に一言メッセージが入っているスタンプがプリインストールされており、デザインもかわいいものからシュールなものまでさまざまです。しばらくは4種類だけでも、不満なく使えそう。キャリアによると、将来的には有料スタンプの販売もあるかもしれないとのことです。

気になる既読と通知は?

LINEには、相手がメッセージを読むと「既読」と表示される機能があります。既読と表示されるのに返信が来ない「既読スルー」や、既読にせずに通知で読む「未読スルー」がよく話題になりますね。

+メッセージにも既読表示があります。相手がメッセージを受信すると、メッセージの左隣に1つチェックが付き、相手がそれを読むと2つ目のチェックが付きます。グループメッセージでは、グループメンバー全員が読むとチェックが2つ入ります。いつまでもチェックが1つである場合は、グループの誰が読んでいないのかを個別に確認できます。

ただし、「設定」の「プライバシー」から、「メッセージの既読機能」をオフにすると、メッセージを読んだことをお互いに確認できない設定となります。

メッセージの通知にテキストは表示されますが、写真のサムネイルやスタンプの種類は確認できません。画像やスタンプを見るためには、「既読」を覚悟して表示するしかないでしょう。通知のオン・オフはアカウントごとに設定できるほか、1時間だけ切る、朝まで切るなども選べます。

迷惑なアカウントはブロックできる

連絡先に登録していない人からメッセージが来た場合、「未登録」と表示されます。迷惑なメッセージなら、「迷惑メッセージ報告」か「ブロック」をしましょう。

迷惑メッセージに限らず、メッセージをやりとりしたくない相手がいる場合はブロックできます。ブロックすると相手からメッセージが来ても受信せず、相手の画面では、チェックが1つ付いた「受信済」の状態となります。ブロックした相手と同じグループにいた場合はメッセージをやりとりできる点もLINEと同じですね。LINEと異なるのは、ブロックされるのがメッセージのみで、別機能である通話はブロックできない点です。

現在はLINEなどのアプリやSNSでやりとりしている人が多いため、友達同士でもお互いの電話番号を知らないケースは珍しくないでしょう。とはいえ、仕事で取引先の人など、LINEアカウントを交換することに気が引ける相手もいます。電話番号さえ知っていればテキストや画像を自由にやりとりできる+メッセージはそんなとき、便利にメッセージをやりとりできるアプリとして普及していくのではないでしょうか。ぜひ活用してみてくださいね。