【簡単に説明すると】・2月11日からアダルトサイトなど全面遮断・サーバー・ネーム・インディケーション・フィールド遮断方式を使用・簡単に見れるようになると話題に
韓国政府は2月11日より有害なウェブサイトを遮断したと発表した。主にアダルトサイト、ギャンブルサイト、その他著作権を侵害するようなサイトや有害サイトが対象となる。しかし「表現の自由を奪う」「検閲だ」という議論も起きている。コメントする(匿名可)
今回は「サーバー・ネーム・インディケーション・フィールド遮断方式(SNI)」を採用しており、既に900近いサイトが閲覧出来なくなっている。日本のDMMも対象となっており、韓国ユーザーは『艦隊これくしょん』が遊べないという現象も起きている。
しかし今回の全面遮断は暗号化されていないURLの送受信されるサーバー名を見て遮断するというもの。
これに対して韓国のソン・ジウォン弁護士は「SNIフィールドをブロックするには、政府が機器間で行き来するパケットを監視するしかない」とし「インターネット利用者の表現の自由が萎縮するだろう」と指摘した。
ただ、このSNIを利用した遮断方式もウェブブラウザの設定一つで簡単に回避出来てしまうという。それは「SNIの暗号化」をオンにすることにより遮断を無効化されるという。
すでにいくつかのウェブブラウザでSNI暗号化をオンにすると、政府の遮断措置が回避出来たと伝えられた。
SNIはInternet Explorer7、FireFox、Chrome6以降、iOS4以降のSafariなど古いバージョンから対応している。
アダルトサイトを観たい情熱は政府の遮断さえもかいくぐってしまうのだ。
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