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吉沢亮が大河ドラマ撮り終え、今はノートパソコンに四苦八苦

NHKの大河ドラマ「青天を衝け」(日曜後8・0)のトークショーが14日、東京・北区の赤羽会館で行われ、主演の吉沢亮(27)が撮影を終えた今の心境などを明かした。

日本資本主義の父と言われる主人公、渋沢栄一は1931年11月11日に91歳で死去しており、没後90年を迎えたばかり。14日放送から12月26日の最終回まで、住居のあった北区の飛鳥山周辺が物語の主な舞台になるとあって、同所で行われた。

 吉沢亮が大河ドラマ撮り終え、今はノートパソコンに四苦八苦

ドラマの撮影は8日に終了。約1年半の撮影を振り返り「1ミリも栄一から抜ける瞬間がないまま来たので、まだ撮影に行っている気分。(撮了後)なんかしたくて…」とちょっとした〝栄一ロス〟になり、人生初のノートパソコンを購入したという。

ところが…。「最初の設定で戸惑っています」と正直に告白。抽選で選ばれた330人を笑いの渦に巻き込んだ。トークショーを終えた後の会見でも「酔っぱらった勢いで買ったんですが…」と苦笑した。戦闘ゲームなどはスマホで楽しむこともあるとあって、報道陣からゲームを勧められると「それ、いいですね」とノリノリで素顔をのぞかせた。

とはいえ、民のために全力を尽くした栄一を91歳まで演じ切った充実感は表情にもあふれる。怒って、泣いて、笑って、感動して…。トークショーでも「最終回までずっと栄一のエネルギッシュなテンションを落とさないよう意識しました」と告白し、今後の見どころについては「女性の活躍も見られるし、(商敵)岩崎(弥太郎)とのバトルもすごい。皆さんの心に寄り添う作品になればうれしい」と語った。

渋沢の人物像については「意思も強いが、自分が間違っているかもと気づいたときは瞬時に変えられる柔軟さがある」と改めて実感。エネルギッシュに演じるために「ずっと筋トレをして、体を大きくしていました。せりふも体全部を使って言うように心がけました」と告白した。

尊敬する草彅剛(47)の演じる人生の師匠・徳川慶喜との最後のシーン(12月19日放送)も含め、今後も名シーンが続々誕生しそう。慶喜とのシーンについて、吉沢は「どれだけかっこ悪くても泥臭くても生きるんだという、このドラマのテーマそのものになると思います」と、その一端を明かした。